第11回大会

こんにちは3年生の高見です。

 

久しぶりの更新となります。

 

今回は、大会の報告と1年間の振り返りを2回に分けて書き込みします。

 

はじめに大会の報告から。

車検・動的種目・静的種目と分けて今大会について考察して行こうと思います。


はじめに車検について。予定では、2日目の車検を1回で合格し、午後からプラクティスに入る予定でした。しかし、1日目のマシン準備が遅れたため、車検の予約が2日目の午後からとなりました。そして、1回目の車検を受けた際、3項目にチェックが入ったため、車検の1回合格が出来ませんでした。車検を通すために、修理工場にマシンを入れたことでかなりの時間を費やしてしまい、全車検項目が終了したのは2日目の昼でした。

課題は2つです、1つ目に大会までにマシンの完成が終わっていなかったこと。2つ目に車検項目を理解していなかったことです。この2つが出来ていれば、動的種目のアクセラレーションとスキッドパッドが走行出来ており、順位も上がっていたと考えられます。

来年に向けて、今年起きたことを踏まえてスケジュールの管理をきちんと行うこと、そしてレギュレーションをみんなで読み合わせすることが大切だと思います。


次に動的種目について、上記に書いてある通り車検が2日目の午後に終わったため、アクセラレーション・スキッドパッドに参加できませんでした。しかし、オートクロスの走行を2回行うことができ、3日目のエンデュランス完走ができました。課題は、1つ目にドライバーの練習不足です。これは、私達のマシンが十分な走行が可能となったのは、大会の3日前であったため、十分な練習走行が行えませんでした。そのため、ドライバーがマシンに不慣れであり、エンデュランスのラップタイムが下がる結果となりました。ラップタイムが下がったのはもう二つ理由があります。1つ目は私たちのマシンはギアチェンジを電動シフターで行っています。その電動シフターが故障していたため、オートクロスは1速・エンデュランスは2速固定で走行していました。ここで疑問に思った人がいると思います。なぜエンデュランスは2足固定なのか?1速固定のほうがラップタイムが速くなるのではないのか?その理由は2つ目の理由にあります。私たちのマシンは、長時間アイドリングをすると冷却水がリザーブしてしまいます。そのため、エンデュランスの2速固定で走り、回転数をなるべく上げないようにして走行したのです。

来年に向けては、とりあえず時間があれば、カートで走行練習を行うこと、またラジエータファンのサイズを大きくすることだと思います。あと、スケジュールを守りましょう。


最後に静的種目について、それぞれの発表内容について

デザインは、コンセプト『Fun to Attack』についての説明から始まり、そのコンセプトに対して各パーツがどのような設計を行ったかを説明していきました。

コストでは、事前に出したコストレポートがどれくらい正確なのかを口頭で質問を受けた後、リアルケースの発表をすることとなりました。しかし、リアルケースシナリオに対して準備を怠っていたため、結果は散々なものとなりました。

プレゼンテーションでは、販売車両の概要・市場調査の2点について行いました。
販売車両はコンセプトである『Fun to Attack』(高剛性・路面追従性の向上・扱いやすいパワー)の説明を行い、そのコンセプトに対してどのような設計を行ったのかを説明しました。次に、市場調査では、私達はサーキットに行くユーザーに対してフォーミュラカーについてのアンケートを配布し、その結果から販売戦略を地方のサーキットに車両を販売し、サーキットがユーザーにレンタルするレンタルフォーミュラとしました。
課題は静的種目は全体的に製作・考察時間が少なかったため、コストやデザインは書けるところから少しずつ書いていくとこだと思います。また、デザインレポートやパネル等は製作できたらOBの方々や先生方に見てもらうことが大切だと痛感しました。


今大会での多く課題を克服し、次の課題へとアクションすることで次のステップに繋げたいと感じました。

 

最後になりましたが、協力した頂いた企業の皆様、大学の先生方、大会運営スタッフの方々 厚く御礼申し上げます。